モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育の目標

  1. 道徳的な人間
  2. 自己教育の出来る人間
  3. 知性と創造性を持つ人間
  4. 人類平和に寄与することの出来る人間


モンテッソーリ教育法とは

子どもたちは自ら成長する莫大なエネルギーと豊かな能力と可能性を持っています。

モンテッソーリ教育とは、個々の発達に応じて必要な環境を提供し、子供の成長をスムーズにさせる手助けをする教育です。「幼児期の子どもがすべきことは、すべて生活の中にある」というモンテッソーリの考えから、幼稚園では、生活の様々なことが、自分で出来るような環境を整えています。その中で、子どもたちは自分の自由な意思で教材を選び、主体的に関わり、集中して活動します。子どもが自分の内なる欲求にあったものを自ら選び活動するとき、その学びは楽しく、意欲や集中力へと結びついていきます。自分でしよう、自分で考えようとする気持ちが育ってきます。教師は、子どもの自主性、主体性を尊重しながら、適切な手助けをし、望ましい人格陶冶を目指します。


<日常生活の練習>

日常生活の練習
日常生活の練習

大人にとっては、何気なくやっている生活の中のやり慣れた動きですが、幼児期の子どもは、生活の中で一つひとつの行為を、繰り返し行いながら身につけていくのです。

立つ、座る、歩く、注ぐ、絞る、掃く、つまむ、切る、折る、通す、縫う・・・など
体全体の動きから、指先の細かな動きまで練習します。


<感覚教育>

感覚教育
感覚教育

五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の働きで、身の回りの事柄を認識して、自分の中で整理し、分類し、系統立てていく手助けをします。


<言語教育>

言語教育
言語教育
言語教育

5歳頃までに、言語の敏感期が訪れます。思考力の基礎は言語。
「書く」「読む」が出来るようになると、世界がひろがります。


<数教育>

数教育
数教育
数教育

「いっぱい」「少ない」など感覚的に捉えた物の量と、数えること、数字を一致させ、物事の順序を理解して、論理的な思考・数学的頭脳を育てます。


<文化教育>

文化教育

身近なことだけでなく、動植物・地理・歴史・宇宙など、子どもの知りたいという要求に応え、より広い世界への興味の種を蒔いていきます。